高塚公園展望台（紀伊の松島）
リアス式海岸の美しい風景を満喫したい人におすすめなのが、岬の先端にある高塚公園展望台からの眺め。
熊野灘に突き出たリアス式海岸の入江と大小の島々が織りなす風景は「紀伊の松島」と呼ばれ、絵画のように見る人の心を和ませます。
熊野古道 馬越峠
紀北町と尾鷲市の境をなす峠。
一面にシダを敷き詰めた尾鷲桧の美林の中に、約2キロにわたって苔むした石畳道がつづく。
途中の夜泣き地蔵や馬越一里塚、峠の可涼園桃乙句碑など史跡も多い。
「歴史の道 百選」にも選定されている。
また峠の東には尾鷲が一望できる天狗倉山へのハイキングルートが通っており、このコースは、天狗倉山往復を含んでいる。峠を下った馬越公園は桜の名所だ。
魚まち（長島の漁師町）
狭い路地が縦横に伸びる漁師町。軒先の漁具や古い食堂、蒲鉾工場など昭和の漁師町が持つ昔懐かしい町並み等を体験できます。
熊野古道客とのふれあい交流空間作りをめざし、「古道魚まち歩観会」がまちづくりを進めている。
世界遺産・熊野古道
平成16年7月7日に、熊野古道を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が、世界遺産リストに登録された。
熊野古道とは、伊勢や大阪・京都と紀伊半島南部にある熊野の地とを結ぶ道のことをいい、古くは「くまのみち」、「熊野街道」とも呼ばれ、これらのうち保存状況の良い部分が「熊野参詣道」として国の史跡に指定されている。
「紀伊山地の霊場と参詣道」は、「熊野三山」、「吉野・大峯」、「高野山」の3つの霊場と、これらを結ぶ「熊野参詣道（熊野古道）」、「大峯奥駈道」、「高野山町石道」からなり、三重県・奈良県・和歌山県の合計23市町村にわたって広がっている遺産で、尾鷲市には、「馬越峠」「八鬼山」「三木峠・羽後峠」「曽根次郎坂・太郎坂」の4つのコースが世界遺産認定されている。
