尾鷲市
平成16年7月7日に、熊野古道を含む「紀伊山地の霊場と参詣道」が、世界遺産リストに登録された。
熊野古道とは、伊勢や大阪・京都と紀伊半島南部にある熊野の地とを結ぶ道のことをいい、古くは「くまのみち」、「熊野街道」とも呼ばれ、これらのうち保存状況の良い部分が「熊野参詣道」として国の史跡に指定されている。
「紀伊山地の霊場と参詣道」は、「熊野三山」、「吉野・大峯」、「高野山」の3つの霊場と、これらを結ぶ「熊野参詣道(熊野古道)」、「大峯奥駈道」、「高野山町石道」からなり、三重県・奈良県・和歌山県の合計23市町村にわたって広がっている遺産で、尾鷲市には、「馬越峠」「八鬼山」「三木峠・羽後峠」「曽根次郎坂・太郎坂」の4つのコースが世界遺産認定されている。
尾鷲市
尾鷲駅から港へ続く商店街や紀望通りには細い路地が続き、昔ながらの佇まいが残る。
飲食店も多くあり、尾鷲港で揚がったばかりの新鮮な魚料理を味わうのもいい。
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尾鷲市
かつては廻船の風待ち港としても賑わった昔懐かしい漁村風景が今も残り、「にほんの里100選」にも選ばれた。
のどかで美しい漁師町。尾鷲港からは東紀州唯一の巡航船も走っている。
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尾鷲市
八鬼山(標高627メートル)の険しい峠道には、かつて巡礼たちに"西国一の難所"とも言われ、峠越えには4時間ほどの時間を要します。
石畳道の傍らには町石をかねた地蔵や巡礼墓碑が佇みます。
三木峠の先にある芝生敷きの「さくらの森エリア」からは、熊野灘が一望でき、ランチ休憩にぴったり。
尾鷲市
曽根次郎坂・太郎坂の名前は、その昔伊勢・志摩と紀伊の国境であったことに由来し、自領・他領がなまったものといわれています。
現在は熊野市と尾鷲市の境を分かち、二木島側の古道沿いには江戸寛保元年(1741年)の猪垣記念碑などが残ります。気軽な歴史ハイクが楽しめます。
尾鷲市
境内の大杉群は幹周りが6mを超えるのがほとんどで、神社の森が市の文化財に指定されています。
圧巻は、「神木四本杉」でこの神社のご神木とされ、幹周り8m強、樹齢は約1,300年といわれています。
尾鷲市
曽根次郎坂・太郎坂の名前は、その昔伊勢・志摩と紀伊の国境であったことに由来し、自領・他領がなまったものといわれている。
現在は熊野市と尾鷲市の境を分かち、二木島側の古道沿いには江戸寛保元年(1741年)の猪垣記念碑などが残り、気軽な歴史ハイクが楽しめる。