熊野市
世界遺産「鬼ヶ城」をも揺るがす日本屈指の迫力を誇る花火大会。
300余年の伝統を誇り、お盆の初精霊供養に簡単な花火を打ち上げ、その花火の火の粉で灯篭を焼いたのが始まりといわれている。
この花火は世界遺産の七里御浜や鬼ヶ城が舞台で、およそ1万発の花火が夜空を彩り、「花火百選」さらに厳選されたベスト50にも選定されている。
紀州路最大の夏の風物詩となっている「熊野大花火」の開催日は毎年8月17日。
紀北町
熊野灘の紺碧の海に浮かぶ大小の島々が奏でる美しい景観に、いにしえの旅人もうっとり。
熊野市
無数の柱が連なったように見える岩壁「柱状節理」が高さ100m、周囲600mの大岩壁が、天に向かって聳え立つ姿は、まさに圧巻。
日本書紀では神武東征の際の上陸地として記され、また平安時代の歌人・増基法師の紀行文には、「神のたたかひたる処とて、楯をつらねたるやうな巌どもあり」と詠まれている。
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楯ヶ崎観光遊覧サービス(要予約)
TEL: 0597−89−0100(熊野市観光協会)
御浜町
熊野市街から熊野速玉大社が鎮座する新宮を目指すのが浜街道。
世界遺産の七里御浜の松林の中にある。
この街道には峠越えはありませんが、志原川の河口は「親知らず子知らず」と言われ、この志原川河口を渡る際に波にさらわれ命を落とした巡礼者もいたという。
川を渡った松林には苔むした巡礼供養碑がある。