21Cに残したい「日本の自然100選」

七里御浜

選定趣旨(目的)・説明
白砂青松の松林の保全と回復を図り、21世紀へと引き継ぐため日本の松の緑を守る会が選定した。

『七里御浜』は熊野灘に面し、熊野市の鬼ヶ城から御浜町を経て紀宝町の熊野川河口までのおよそ22kmの美しい石浜(砂利石)の海岸で、吉野熊野国立公園の中にある。

七里御浜

アオウミガメの産卵地としてもよく知られ、紀宝町を中心にさまざまな保護活動が行われている。
また浜沿いの松林の中には和歌山県の新宮をめざした「浜街道」がある。この七里御浜は、三重・奈良・和歌山の三県に広がる「紀伊山地の霊場と参詣道」の中の世界遺産に登録されている他、「日本の白砂青松」及び「日本の渚百選」にも選定されている。

・選定機関(者)
朝日新聞社/森林文化協会

・選定年
1982年(昭和57年)

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