南三重地域活性化事業推進協議会

南三重日本百選

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「日本の白砂青松100選」

熊野市・御浜町・紀宝町

「七里御浜」(熊野市・御浜町・紀宝町)

選定趣旨(目的)・説明
白砂青松の松林の保全と回復を図り、21世紀へと引き継ぐため日本の松の緑を守る会が選定した。

「七里御浜」は熊野灘に面し、熊野市の鬼ヶ城から御浜町を経て、紀宝町の熊野川河川までのおよそ22kmの美しい砂浜(砂利石)の海岸で、吉野熊野国立公園の中にあるアオウミガメの産卵地としてもよく知られ紀宝町を中心に様々な保護活動が行われている。また、浜沿いの松林の中には和歌山県の新宮を目指した「浜街道」がある。七里御浜の松は江戸時代の初め新宮城主の水野重仲(1570〜1621)が当地に入国したとき、旧領である遠州浜松から移植したものといわれている。さらに七里御浜は三重・奈良・和歌山の三県に広がる「紀伊山地の霊場と参詣道」の中の世界遺産に登録されている他、「日本の自然百選」及び「日本の渚百選」にも選定されている。

選定期間(者)
・社団法人「日本の松の緑を守る会」

選定年
・1987年(昭和62年)

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「ふるさとおにぎり百選」 「めはりすし」 「紀州祝いすし」

東紀州全域

「めはりすし」(熊野市・御浜町・紀宝町)

「紀州祝いすし」(尾鷲市・紀北町)

選定趣旨・目的
「農林水産祭」の第25回記念事業の一つとして、特別展示の「ふるさとおにぎりまつり」を実施するため、食糧庁(現農林水産省総合食糧局)が全国応募の中から選定。

「めはりずし」は、東紀州の紀南地域(熊野市・南牟婁郡の御浜町と紀宝町)の山里が生んだ、地元にはなくてはならない名物おにぎりである。作り方はいたって簡単。地元で採れる高菜の漬物を葉でご飯をくるむ。昔のめはりすしは大変大きく、「食べるとき目を見張るほど大きな口をあけなければいけないから」というのが名前の由来である。

「紀州祝いすし」は、東紀州の紀北地域(尾鷲市・北牟婁郡紀北町)に伝わる。結婚式や練上などのお祝いに振舞う行事食である。祝いの食事とあって、彩りの美しさが特徴の押しすしである。このすしを作るときは、具を三段から5段に重ねるところから、一人が具を並べもう一人が押すという二人の共同作業ででき上がる。一人で作ることはまずないという。

選定機関(者)
・農林水産省

選定年
・1986年(昭和61年)

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花火百選

熊野市

熊野大花火

選定趣旨(目的)・説明
全国の見ごたえのある、ぜひ見てもらいたい花火大会100を情報誌「ぴあ」(ぴあ株式会社)が選定。さらに厳選したベスト50、ベスト10も選定している。

熊野大花火大会熊野市の『熊野大花火(おおはなび)』は、300余年の伝統を誇り、その起源はお盆の初精霊供養に簡単な花火を打ち上げ、その花火の火の粉で灯籠を焼いたのが始まりといわれている。
この大花火は世界遺産の七里御浜や鬼ケ城が舞台で、およそ1万発の花火が夜空を彩り、紀州路最大の夏の風物詩となっている。開催日は毎年8月17日。
熊野大花火は百選からさらに厳選された、ベスト50にも選定されている。

・選定機関(者)
情報誌「ぴあ」(ぴあ株式会社)

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にほんの里100選

須賀利町(尾鷲市)

選定趣旨(目的)・説明
須賀利町にほんの里100選は、緑豊かな田んぼや里山、生き物でにぎわう水辺や海岸など、日々の営みで保たれてきた多彩で美しい自然と景観、人模様を対象に朝日新聞が創刊130周年、森林文化協会が創立30周年の記念事業として選定した。

『須賀利町(すがりちょう)』は尾鷲市の漁村で、瓦屋根の古い民家約200戸が海から山へびっしり張り付いていて、昔ながらの漁村の姿が色濃く残る。この海から山への瓦屋根風景は壮観である。

浅利(紀宝町)

浅里集落『浅里(あさり)』は南牟婁郡紀宝町の中産間地域にある山村で、山の斜面に約50戸の家々が石垣を築いて居を構えている。昔は世界遺産でもある「熊野川」での三反帆(さんたんぽ)という川舟が交通手段で、川が生活道であった。川と石垣集落の間の水田との調和もとれていて、山里風景が美しい。

・選定機関(者)
朝日新聞/森林文化協会

・選定年
2009年(平成21年)

須賀利町:ドライブマップBエリア >>

浅里:ドライブマップEエリア >>

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平成の名水百選

熊野市・紀宝町

熊野川(川の古道)

選定趣旨(目的)・説明
平成の名水百選は、環境省が全国各地の名水とされる100ケ所の湧水・河川(用水)地下水を選定。1985年(昭和60年)に当時の環境庁が選定した「名水百選」(昭和の名水百選)との重複はない。
選定所在地は、和歌山県新宮市となっている。

熊野川『熊野川(川の古道)』は、紀伊山地の大台山系など北部が源流で、奈良・和歌山・三重の3県の県境などを流れ熊野灘に注ぐ。
下流の和歌山県新宮市に鎮座する熊野三山の一つ「熊野速玉大社」、また三重県側の熊野市紀和町から下流の南牟婁郡紀宝町までのおよそ21kmと、それに紀宝町の鮒田地区に位置する熊野川の中州の無人島「御船島」が「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産に登録されている。
平安期に始まった貴族や上皇らの熊野脂は、和歌山県の中辺路を通って熊野本宮大社に参り、熊野川を舟で下って新宮に向かうのが一般的で、世界で唯一川の参詣道として世界遺産登録された。

※熊野川...熊野川は、奈良県、和歌山県及び三重県を流れ和歌山県新宮市で熊野灘に注ぐ。
延長183kmの一級河川。この地方の大河である。

・選定機関(者)
環境省

・選定年
2008年(平成20年)

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