日本百景

熊野の鬼ケ城 附獅子巌 (熊野市)

大台ケ原(大台町)

選定趣旨(目的)・説明
大阪毎日新聞社と東京日日新聞社が日本を代表する100の景勝地を選定。

大台ケ原熊野市の『熊野の鬼ケ城』は、熊野灘の荒波に削られた大小無数の海食洞が、地震による隆起によって階段状に並び、熊野灘に面しておよそ1km続いている。
国の名勝天然記念物でもある。
また『獅子巌』は、高さ25m、周囲およそ210mの岩塊で、獅子が海に向かって吼えている様に見える。地盤の隆起と海風蝕により奇観を生み出した。鬼ケ城と同じく国の名勝天然記念物でもある。

大台ケ原山は、奈良県吉野郡と三重県多気郡大台町に跨る(またがる)山で、標高1,694.9m(日出ケ岳)。
三重県の最高峰でもある。頂上付近は平坦な山がいくつか集中していて、『大台ケ原』と呼ばれている。世界的に見ても多雨地帯として知られており、年間総雨量は4,000mmを超える。1日の降雨量が1,000mm近くになったこともある。

・選定機関(者)
大阪毎日新聞社/東京日日新聞社

・選定年
1927年(昭和2年)

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