平成の名水百選

熊野川(川の古道)

選定趣旨(目的)・説明
平成の名水百選は、環境省が全国各地の名水とされる100ケ所の湧水・河川(用水)地下水を選定。1985年(昭和60年)に当時の環境庁が選定した「名水百選」(昭和の名水百選)との重複はない。
選定所在地は、和歌山県新宮市となっている。

熊野川『熊野川(川の古道)』は、紀伊山地の大台山系など北部が源流で、奈良・和歌山・三重の3県の県境などを流れ熊野灘に注ぐ。
下流の和歌山県新宮市に鎮座する熊野三山の一つ「熊野速玉大社」、また三重県側の熊野市紀和町から下流の南牟婁郡紀宝町までのおよそ21kmと、それに紀宝町の鮒田地区に位置する熊野川の中州の無人島「御船島」が「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産に登録されている。
平安期に始まった貴族や上皇らの熊野脂は、和歌山県の中辺路を通って熊野本宮大社に参り、熊野川を舟で下って新宮に向かうのが一般的で、世界で唯一川の参詣道として世界遺産登録された。

※熊野川...熊野川は、奈良県、和歌山県及び三重県を流れ和歌山県新宮市で熊野灘に注ぐ。
延長183kmの一級河川。この地方の大河である。

・選定機関(者)
環境省

・選定年
2008年(平成20年)

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